4カ月連続 電力・ガス大手全社、12月も値上げ。
発電用の燃料である液化天然ガス(LNG)や石炭などの価格が上がり、4カ月連続で全社が値上げを決めた。

大手電力10社は原燃料価格を料金に反映する制度(燃調)に基づいた12月分の料金を発表した。発電用の燃料である液化天然ガス(LNG)や石炭などの価格が上がり、4カ月連続で全社が値上げを決めた。
12月分の電気・ガス料金は2021年7~9月に輸入した燃料価格から算出する。一般的な家庭の場合、東京電力ホールディングスの電気料金は11月比で114円高い1カ月7485円、関西電力は89円増の7096円、中部電力は127円高い7153円になる。
大手ガス4社も値上げする。東京ガスは11月比で80円高い5015円、大阪ガスは86円高い5709円、東邦ガスは88円高い6157円になる。
2021年10月28日 日経新聞電子版より